2014年2月、関東甲信地方で記録的な大雪があり、閉じ込められた地域は陸の孤島となりました。
都心は少しでも積もると大変な打撃となってしまいます。
雪の被害のシーズンがやってきました。
雪などの災害で、家から出られなくなったときのための対策してますか?
普段から備えていれば困りません。
大雪で家から出られなくなった時、まずは食料の確保を
漫画『美味しんぼ』を読んだことがあるでしょうか。
ビックコミックスピリッツコミックスの『美味しんぼ』12巻で、スキーに遊びに来た別荘で大雪が降り、交通が止まって別荘に閉じ込められてしまう話があります。
別荘の管理人は外出中で、翌日に食料を用意することになっていたので、交通が止まっているため、食料もなく助けを待つことに。
主人公の山岡史郎が、家の中を探して、あるものでみんなの非常食を調理する話です。
続きはぜひ漫画でお楽しみ頂ければと思いますが、自分が一人暮らしを始めた時、これを参考に非常時の食料品を用意しました。
小麦粉、油、普段から自炊の習慣をしていれば台所にあるもの。
ありあわせのものでまかなえれば、2.3日閉じ込められることになっても慌てる必要はないと考えていました。
そして、自炊で普段から食べ物のストックをしておりましたので、雪などで外に出たくない時にも、困ることはほとんどありませんでした。
東日本大震災のときは、たまたま米を切らせていて、買おうと思っていたところでしたので、米がしばらく買えずに大変でした。
備えあれば嬉しいなです。
大雪で家から出られない時の為の備えは。防寒対策は
大雪で家から出られないとき、困らないために備えておきたいものは
食料と水
小麦粉、乾麺、レトルト食品、インスタント食品、缶詰など
ガスが使えれば、レトルトやインスタント食品にこだわらず、野菜スープなどを大量に作っておくのもよいでしょう。
一人暮らしの料理初心者が風邪予防に野菜を沢山食べるための簡単料理
水はケースで常備しておくのがお勧めです。
私は東日本大震災からケース買いするようになりました。
水道が止まってしまった場合は、トイレも流せなくなりますので、お風呂の水は空にせず、常にためたままにしておくとトイレや他のことにも使えますので便利です。
普段から飲んでいる薬
防災のみならず、風邪薬、胃薬に痛み止め、傷薬に絆創膏ぐらいは備えておくとよいでしょう。
暖房
使い捨てカイロ
湯たんぽ(ガスさえつけばお湯がわかせる)
寒さの厳しい地域では、燃料を自分で確保しておける灯油ストーブは役に立ちますが、東京の集合住宅では使用禁止のところが多いので、灯油ストーブは都心ではお勧めできません。
照明
ランタン
懐中電灯
予備電池
ろうそくとライターは、あるといざとの時に役に立ちますが、火事の原因にもなるので、電池式のランタンが便利です。
情報
携帯ラジオ
今ではスマホでラジオのアプリがありますので、アプリをインストールしておけば、スマホの充電の確保だけ情報を得られることもできます。
ですが、通信容量に制限がある場合、充電の確保だけでは済みませんので、やはり昔ながらのラジオは持っておくべきです。
大雪の被害にあったときにぜひ欲しいもの
雪かきスコップ
雪かきスコップなんて場所をとるし、都心ではすぐに溶けてしまうから…
こう思っていた私は、雪が降って玄関前に積もったときは、大抵は100円ショップで買ったチリトリで雪を寄せて間に合わせていました。
しかし、今住んでいる場所へ引っ越してから、本当によく雪が積もるようになってしまい、必要に迫られました。
最近の東京で降る雪は、チリトリの短い取っ手では、到底どかせる量の雪ではなくなってきています。
しかも水分を含んで重たいため、一気に雪かきをしようとすれば腰にきてしまいます。
それが、雪かきスコップはガーッとかいてすぐさま雪を排除できるのです!
雪国育ちの方から見ると、何を言っているのかと思われるでしょうが、何を言っているのか私にもわからないぐらい見事に雪がかけるのです!
ちなみに、東京都下、多摩地区のホームセンターでは、毎年初雪のときには雪かきスコップは品切れとなり、再入荷を待つ羽目になりますので、売っているところを見かけたらすぐに購入がおすすめです。
降ってから買いに行っても、もう間に合いません。
スノーブーツ
長い防寒靴です。
雪が30cm以上降ったとき、普通の長靴程度では、雪かきのときにも靴の中に入ってきてしまい、作業に集中しづらくなります。
足も冷えてしまうので、ぜひとも防寒靴は持っておくと良いでしょう。
底がギザギザになっている滑らない長靴も持っておきたいところです。
雪が凍ってしまったところを歩くのには、革靴やパンプスは言うまでもなく、スニーカーでも怖いものです。
おわりに
阪神大震災のとき、超節約術で本なども書いていた、有名な節約家の方も被災されました。
ですが、普段からの節約術が身についていたため、被災したあとも殆ど苦労なく、普段とあまり変わらずにすごされていたとのことでした。
元々の意識が違うだけで、被害も少なくなるものです。
備えは常に意識しておくべきですね。
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