滅多にない都心部での大雪。外は銀世界で、いつもと違う風景にわくわくするでしょうか。
それとも、交通機関の遅れになかなか家にたどり着けずに、ようやく家に帰ることができても、明日のことが心配でうんざり?
電車が動くかの心配の前に、家の前の雪をどうにかしないと、駅まで歩くのが大変では?
滅多にない大雪ですが、家の周りの雪かきをがんばりましょう。
雪かきに使う道具。雪かきはどうやるとよい?雪を溶かす必要は?
雪かきは、大変な労働ですので、やはり専門の道具があると効率が断然ちがいます。
専門の道具といっても、雪かきスコップ1本あるだけで違うものです。
収納の少ない住居ににお住まいの場合、少し場所をとってしまいますが、持っているといざというときは本当に役に立ちますので、一度でも大雪を経験した方は、購入をお勧めします。
雪かきスコップ
雪かきスコップは、雪が降ってからでは手に入りにくいです。
雪かきスコップは、ホームセンターか、少し大きなスーパーの家庭用品などで、シーズンになると売っています。
ただし、必ず毎年大雪がふるとは限らないので、期間限定で置いてある場合も多いです。
ですので、見かけたときにはすぐ購入がお勧めです。
あるいは、インターネットでも販売しています。
1本あれば、大雪のときに家の周りだけでも雪かきをして、通りやすくするだけで、
誰かにやってもらっているという後ろめたさも消え、良い運動にもなり、スカッとします。
デッキブラシ
マンションのエントランスなどにふきだまった雪を掃除するのに便利!
ちりとり
間に合わせにはなります。大量の雪を運ぶにはやはり役不足かも。
ベランダの雪をどかすだけであれば十分です!
スノーブーツか厚底の長靴
雪が深いと、普通の短い長靴では靴の中に雪が入ってしまい、雪かきの間に体をひやしてしまいます。
底ががっしりとした、滑りにくいスノーブーツか、底の厚い頑丈な長靴を履きましょう。
短めの長靴のときは、靴の中に雪がはいりにくいよう、ズボンを入れてしまうなどしておきましょう。
ぶあつい手袋
スコップを持っていても、雪を払ったりしているうちに、いつのまにか手袋はビショビショにぬれてしまいますので、なるべく分厚い、保温効果のある手袋を使いましょう。
軍手もよいのですが、ぬれると結構寒いものです。
帽子
保温のためでもあり、雪が降っているときの雪かきでは、頭をぬらさないようにかぶっておきましょう。
雪かきは思いのほか運動になり、汗もかきますので、髪が濡れたままになっていると、寒さで風邪をひいてしまいます。
動きやすい暖かい格好
雪かきだけでなく、雪の降っているときの移動全般に言えますが、転倒の恐れがありますので、常に動きやすく、暖かい格好をしましょう。
雪かきはどのぐらいまですればよい?
余裕があるならば、できるだけやっておくのもよいですが、大抵は、家の近辺と、自分の家の前の道路などをすればよいと思います。
集合住宅で、みんなでやるとか、管理人さんがやるなど決まっている場合はそれに従うのが良いでしょう。
忙しくて参加できない場合も、感謝の気持ちがあると良いですね。
雪を溶かすのにお湯を使うといい?水を撒くのは?
雪国などでは、道路に常に水が流されている設備がある地域があります。
温度が比較的高い場合は、降った雪もこれで溶けてくれるでしょうが、都心で突然降った大雪だと、明るいうちならばともかく、夕方以降に水をまくと凍結して危険です。
雪が残っているのが夕方以降であれば、雪かきをして歩く場所の雪をどかすなどで十分です。
車も通る場所であれば、車の通れるスペースの雪だけどかしておくとよいでしょう。
雪かきをうちだけしてない?ご近所づきあいと雪かき
大雪の翌日、外へ出ると、昨日まで家の前にたくさんあった雪がきれいになくなっていました。
ご近所の方が、雪かきをしてくれていたようです。
助かるなあと思う反面、自分が何もしてないので、良かったのだろうかという気分になりはしないでしょうか。
もし、自分が雪かきを手伝えないときに、誰かが雪かきをしている場合は、ご近所の方でしたらお礼を言っておきましょう。
隣の方が雪かきをしていたのに、自分ができないので片身が狭い。
しかし、自分は雪かきスコップを持っていない。
そんなときは、隣の方の持っているスコップをお借りして、交代で雪かきをしてみてはどうでしょうか。
雪かきは疲れるものですので、交代にするだけでも助かります。
これは私の経験ですが、数年前の大雪の日、引っ越してきたばかりの隣のだんな様が、アパートの外でチリトリを使って雪をどかしていました。
そこへ、私がスコップを持って出たところ、貸してほしいと言って、玄関前の雪をあっという間に片付けてくれました。
やはり男性がやると効率が良いのだなと感心すると同時に、大変助かったのを覚えています。
道具がないからやらないではなく、少しでも協力することで、ご近所づきあいもスムーズになると思います。
特に話をしなくても、サッと雪を片付けるだけで、なんとなくお互いいい気分になるのが雪の力ですね。
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