そろそろ木枯らしのシーズン。
乾燥して、電車の中でも咳をしている人を見かけます。
マスクで予防をしていても、身体を冷やし、寝不足で疲れ気味だと、風邪はかかりやすくなり、治りにくくなるものです。
風邪にかかりにくくする、かかっても治りやすくなる免疫をつけるには、普段の食生活も大事です。
野菜や果物を沢山とって、ビタミンCを摂るのがおすすめですが、果物は身体を冷やす食べ物なので、暖かい野菜料理がより良いでしょう。
今日は、以前ご紹介した調味料、鶏がらスープの素を使って、野菜を沢山食べられるスープの作り方をご紹介いたします。
「作り方」なんて言うのが大げさなくらい単純で簡単な料理ですので、是非お試しください。
一人暮らしで簡単に野菜を沢山摂るには野菜スープが断然おすすめ!
これからご紹介する鶏がらスープの素を使った野菜スープですが、鶏がらスープの素でなくても、固形コンソメスープでも、スープの素と書いてあればなんでも使えます。
しかも、作り方は同じで、材料を変えれば、洋風にも中華風にもアレンジできます。
野菜は、生で食べることによって摂れる栄養もありますが、冬に多くとりたい根菜類などは、温めて柔らかくなったほうが食べやすく、沢山食べられて身体もポカポカ暖まりますので、いろいろアレンジを楽しみながら美味しく沢山食べましょう。
野菜スープの作り方 (中華風)
〈用意するもの〉
ふた付き片手鍋
お玉
軽量スプーン大
〈材料〉
水600ccくらい
鶏がらスープの素 大さじ1
もやし適量(片手で乗る程度)
きのこ適量(片手で乗る程度)
長ネギ適量(1/5本くらい)
冷凍コーン適量
人参1/3本くらい
わかめ適量
炒りゴマ(お好みで)
ゴマ油(お好みで)
塩 一つまみ
① 片手なべに、水600ccを入れる。
鶏がらスープの素大さじ1を入れる。
野菜を切る。(適当でオーケー。)
きのこは石づきを取り、手でちぎってもオッケー。
もやしのひげは取っておくと、仕上がりが綺麗です。
音楽を聴いたり、テレビをボンヤリ見ながら10分もしないで取れますので、ひと手間かけてみてください。
切った野菜を鍋に入れる。
火の通りにくい野菜から入れていきます。今回は、火が通りにくい野菜はありませんが、きのこは出汁が出ますので、一番先に入れるのが良いでしょう。
ネギとワカメは細かく切ると火が通り過ぎてしまうので、火をおろしてから入れて、余熱で加熱するとよいでしょう。
② 中火にかけ、沸騰してきたら火を弱め、10分くらい弱火にかける。
タイマーを使うと安心です。沸騰して吹きこぼれてしまった時は、火を弱めて調節します。
③ 火が通ったら、塩で味をととのえます。塩は辛くなりすぎると台無しですので、少しずつ入れて味見をしながら味付けをしましょう。なれてくれば自分の好きな味付けがわかってきます。鶏がらスープに既に塩味がついていますので、あくまでも味を調える程度にしましょう。
④ できあがりです。アツアツよりも、熱さが少し引いたときに頂くのが美味しいです。
食前に飲めば、満足感が出るのでダイエットにもよいです。
野菜スープの作り方 (洋風)
上記のやり方で
〈材料〉
水600ccくらい
鶏がらスープの素 大さじ1
じゃがいも1個小なら2個
人参1/3本くらい(いちょう切り)
キャベツ2枚くらい
芯の硬い部分を切り離し、スライスして火を通りやすくします。葉の部分はちぎっても良いし、一口大にそろえて切っても。
ハム2枚 やや小さめに切る
きのこ適量(片手で乗る程度)
玉ネギ適量(小1/2個くらい)
冷凍コーン適量
じゃがいもは水の時から入れます。人参、キャベツの芯など、硬めの野菜と出汁のとれるきのこ類は先にいれ、中火で沸騰してきたら弱火にします。
あとは一緒です。
トマトペーストにウィンナーなどを加えてミネストローネ風にも。
仕上げに乾燥パセリや粉チーズなどを振りかけるとさらに風味が増します。
栄養豊富で暖まる野菜スープは一人暮らしの強い味方-
野菜スープは、多めに作っておけば、一人暮らしで食事の支度が面倒なときにも、トースト一枚にスープをつけるだけで、栄養豊富な朝食になります。
夜は、メインのお肉や魚に添えるだけで野菜を簡単に摂れるし、食卓が豊かで豪華に見えるものです。
何より美味しい、暖かい、風邪を引きにくく、簡単です。
この記事を書いているのは秋なので、寒い季節ならば2日くらいは常温で鍋のまま置いてあっても大丈夫ですが、夏は、ジャガイモなど簡単に傷んでしまいますので、冷蔵庫にスペースを作り、鍋ごと冷蔵庫へ入れてしまうのが簡単で安心です。