女性だったらダイエットは気になる話題ですね。
年頃であればなおのこと、可愛い服を着て、きれいに見られたいものです。
子供の頃、肥満児だった私は、青春期と呼ばれる10代後半まで、太っている時期をすごしました。
太っている時期が長いと、自分はダイエットなどしても無駄なのだという思い込みで、なにもしようと思わないのです。
「やせたら?」と言われても、子供の頃は、どうすればやせられるのかはよくわかりません。
やせている子は運動が得意なのだと思っていましたし、運動が苦手な自分はああはなれないのだとも。
今回は、そんな肥満児だった私が10代の頃に、食べながら、無理なく15kg痩せたお話など。
肥満児の10代。太り始めの小学生から食べ続ける青春!
幼稚園までは、痩せていて、かけっこなども得意だった記憶があるのですが、小学校に入ってから、なぜか猛烈に食べるようになり、肥満児となりました。
あとから考えると、行動範囲も増えて、買い食いのできる環境があったので、親の見えないところでかなり間食もしていました。
家は自営業で、商店街で生まれ育った私は、周りにおいしいお菓子屋さんなどよりどりみどりで、仕事で忙しい両親にお小遣いをもらっては間食を楽しんでいました。
絵を描くのが好きで、部屋に閉じこもって絵ばかり描いていたのもあり、小学3年生ぐらいから中学生まで、みるみる太っていきました。
体を動かすこともしていたのですが、食べる量が消費カロリーを上回っていたのでしょう。
父方の祖母は、会うとお小遣いをくれる方でしたが、会うたびに「こんなに太っちゃって!」
と繰り返し言われて、本当にいやでした。
しかし、どうすればやせられるかなんて、子供の頃はわからず
「自分は痩せてる友達とは違う種類なのだ」
と、すっかりあきらめて好きなことをしていたのでした。
高校に入ってから自分を変えた。10代のダイエット方法
年頃になると、好きな子ができても、太っている自分から好かれたら可愛そうだと思って、わざとそっけなく、男っぽくしていたものでした。
好きな子には、自分なんて似合わないとも思っていたし、
自分は男子受けするキャラクターではないのだと、あきらめて、趣味に生きておりました。
今思えば、趣味があるのは大変良かったと思います。
高校に入って、趣味友達も増え、コンプレックスが薄れたときに、初めて、ダイエットに挑戦して、痩せてみようかと思うようになりました。
10代のダイエット。実は一番簡単な10代
思いついたら吉日でした。
友人と、冗談半分で、
「あたしが10kgやせたらチョコレートパフェおごってね!」
と、賭けをしました。
友人も、まさか本気でやるとは思わなかったのか、気楽に「いいよー」などと返事はしていましたが、その後痩せた頃にはそんな約束は忘れ去られていました。
でも、痩せて得したことが沢山できましたので、そのときの友人の「いいよー」がスタートサインだったことにして、報酬は他に沢山得られたのでよしとします。
さて、ダイエット方法ですが、まずは母に相談しました。
「痩せたいんだけどさあ・・・」
私の母は、娘には自由にさせるタイプでした。
というよりも、言うことを聞かないので放置していたのか、その頃は両親も離婚しており、いい加減大きくなった娘にとやかく言う余裕もなかったのかもしれませんが^^;
子供のお弁当だけは働いていても作ってくれていた母ですので、協力体制に入ってくれました。
●ご飯少なめ。おかず多め
お弁当のご飯を少なめにしてもらうかわりに、おかずを多めにしてもらいました。
ギトギトのコッテリしたおかずは控えて、お肉やお魚、野菜を満遍なくおかずにいれてもらいました。
食事を減らすと貧血がでるので、栄養は取るようにと言われていました。
今思えば、母に協力してもらったことは一番大きかったです。
●間食をやめる。
これが一番大変でしたが、おやつを絶ちました。
時々、無性に食べたくて仕方なかったときは、みかんやヨーグルトなど、カロリーの少ないものを食べて、口さみしさを抑えました。
以前は、おせんべいやポテトチップを一袋あればあるだけすぐ食べてしまっていたので、思い切ってスナック菓子を買うのをやめ、家にも置かないようにしてもらいました。
みつけると食べてしまうからです。
しばらく食べないでいると、ご飯が楽しみになり、ご飯を大事に食べるようになりました。
お菓子も、友達といる時ぐらいは食べていましたので、まったく食べないということはありません。
毎日際限なく食べていたのが太る原因だったのですね。
食事の管理をしていると、学校の体育を受けているだけで体重は徐々に落ちてゆき、背中の肉がなくなって、後姿もまるで変わってしまったようです。
まだ成長期の、10代の痩せるポイントは、食生活の管理をすることが一番でした。
食べないでいることは絶対にいけません。
痩せてから10年近くリバウンドなく体重は落ち着いたまま
食事管理を始めたのが、高校2年になったばかりの頃で、入学当時は
67kgあったのが、高校卒業時までに15kg減って、52kgまで落ちていました。
運動は高校の体育と、家で少しストレッチや軽い運動などするぐらい。
あとは食生活を見直して間食を極力なくしただけです。
高校の2年から、卒業時までゆるいカーブで体重を落としていたので、無理なくやっていたからか、その後10年はリバウンドもありませんでした。
食生活の基本がきちんとしたことも良かったのでしょう。
10代はこれで十分痩せられますので、慌てることはありません。
きちんと食べないと、生理不順や、大人になってから不妊の原因になることも。
高校入学時と卒業時で顔がまるで変わってしまい、小学生の友人に駅で会ったときは整形したのかと言われてしまいました。
中学高校と、年頃の時期にに太っていたので、現在のように、ネットで大きいサイズのかわいい服が沢山あるような時代ではなく、かわいい服を着るのもあきらめていましたが、やせてからは既製品が面白いように体に合うので、買い物が楽しくて仕方がありませんでした。
10代の頃は、新陳代謝が活発ですので、一番体型が自由になりやすい時期です。
極端なダイエットよりも、食事管理、健康管理で十分健康的に痩せることができます。
一度、自分がどのぐらい食べているのかを毎日メモしておくだけでも、食事管理に役に立ちますので、まずは一週間、食べたものをメモしていくことから始めてみましょう。
次回は、気を抜いていたら太ってしまった20代のダイエットです・・・