初めての引越しで、一人暮らしすることになったあなた。
今までは家族と一緒だった方が、いきなりの一人暮らしとあっては、とても不安ですよね。
なるべくトラブルなく、スムーズに引越しをしたいものです。
一人で暮らすということは、例えば、鍵をなくした時に、開けてくれる人がいないことです。
病気のときに、薬を買って来てくれる人も、ゴハンを作ってくれる人もいません。
何かアクシデントがあれば、自分で判断して動かなければなりません。
引越しにまつわる記事は多いですが、今回は、引越しするにあたって、
事前にこれだけはしておこうという項目を作ってみました。
これから一人暮らしを始める引越し前にやっておきたいこと
ポケットWifiを契約する
あなたは通信をどのように利用しているでしょうか。
現在、スマートフォンなどの携帯端末を利用していない方は少ないかと思います。
無料Wifiがついている部屋に引っ越すのならともかく、新居ですぐに通信が使える状態にないと、新居の付近に何があるか調べることができず、動きがとりにくいでしょう。
地図検索などができれば「近所にこういうお店があって、この用事を済ませられる」とすぐにわかります。
通信容量に制限のある契約をしている方は、検索をしている間に制限オーバーしてしまうと生活に支障がでてしまいます。
自分専用のPCを持っている方で、今までは実家で契約している光サービスなど使っていたら、まずは新居の通信がすぐ通じるか(無料wifiなどの契約ができているか)を確認しましょう。
「当分はスマートフォンのテザリングを利用すれば良い」
と思っても、テザリングは通信量が激減して速度も遅くなり、たいへん使いにくいです。
容量無制限のポケットWifiに契約しておけば、引越し先でもすぐにスマホやPCを利用できるので安心です。
今は、コンセントをさすだけですぐに使える置くだけWifiなどもあるので、こちらを考えてみるのもよさそうです。
容量制限なしで、引越しのたびに回線工事をする必要がないのは嬉しいですね。
SoftBank Airはコンセントに差すだけで簡単開通
解約料金の不要なタイプのポケットWifiも便利です。
楽天モバイルwifiは、契約金がゼロで
利用した月だけ料金が発生し、その料金設定も安くなっています。
3GBまでは1,078円/月、20GBまで2,178円/月、
無制限で3,238円/月(税込)におさえられます。
利用しなければずっと0円のままですので、サブとして持っておくと、メインでつながらないとき焦らなくて済みます。
一人で暮らして行くには、通信は重要なアイテムです。
緊急時にも、誰かに助けを求めることができる命綱になります。
通信の確保は、重要事項として事前に準備しておきましょう。
一人暮らしの生活を楽しむには、情報力が鍵です。
クレジットカードを作っておく
お勤めの方でしたら、クレジットカードを持っている方も既にいるかもしれません。
でも、今まで家族と暮らしているときは、さほど必要はなかったし、クレジットカードを持つのは怖いと考えている方も、いらっしゃるかもしれませんね。
クレジットカードは、計画的に利用さえすれば、大変便利です。
お金がとっさに用意できない場合なども、一人暮らしになったら多くなるものです。
買物をクレカでするとポイントも貯まりますし、たまったポイントを利用して賢く節約もできます。
ポイントを貯めるコツに、水道光熱費をまとめて登録しておくのも有効です。
水道光熱費をクレジットカード決算にするのは、支払い日がそろって便利ですし、利用明細を見れば、月の出費がある程度わかります。
生活用クレジットカードと、遊びや交際費用のクレジットカードを作って使い分けしてみるのもおすすめです。
大手キャリア携帯から、格安SIMを利用して通信費を安くする方は、このところ本当に増えてきました。
通信費を賢く安く利用するのに、格安SIMに切り替えるのは、一人暮らしで出費が多くなる方にはとてもおすすめですが、こちらの支払いには、クレジットカードを使用する場合も多いのです。
クレジットカードは、銀行系や信販系、流通系など色々ありますが、審査が厳しくないカードもあります。
年会費の安いもの、特典の多いものなど多様にありますので、クレジットカードについてよく調べて勉強しておくと、お得な情報もわかり、社会の色々なしくみの勉強にもなります。
例えば、ご自身のよく利用する家電量販店、デパートやチェーン店などで発行しているクレジットカードなら安心ですし、ポイントが貯まりさらに買物便利になります。
旅行が好きな方は、交通系クレジットカードで旅行保険なども併せて使えるものが便利です。
ご自信の生活に合わせたクレジットカードを作って、メインとサブを1,2枚使い分けるくらいがよいでしょう。
普段使っている荷物は分けてから梱包
よく、引越しの荷物まとめのコツで、
「普段からよく使っている日用品は、最後にまとめて梱包する」
などと書いてあります。
引越しをしても、日常は続いているので、普段から使っているカップ、そのほか食器類、歯ブラシ、ドライヤー、シャンプーリンス、石鹸、髭剃りなど、適当に箱に放り込んでしまうと、引越し先に到着してからも、当分は片づけが続きますので、日用品がすぐに出せない、どこへ入れたかわからないと、生活が続けられません。
服なども、普段使いのものはすぐに出せるようにまとめておきます。
私は、足にローラーのついた押入れ用収納引き出しを洋服ダンスに使っていますが、中に洋服しか入っておらず軽いので、引き出しが飛び出ないようにガムテープで止め、そのまま引越し屋さんに運んでもらいました。
引越し屋さんも、細かい箱が沢山あるよりも、このように一まとめに運べるようになっているほうが、手間は少なく楽なのだそうです。
住所変更届け
新しい住所が決まり、引越しの日が確定したら、まずは今住んでいる市の郵便局に移転届けを出します。
そして、大事なことですが、ガムテープかなにかで油性ペンなどを使って
『引っ越しました。移転届け提出済み。○○(名前)』と書き、旧住宅の郵便受けに貼っておきましょう。
こうすると、間違えて配達されそうになっても移転先へ転送してもらえますし、自分への郵便を謝って開けられることも防ぐ効果があるでしょう。
これだけ済ませておけば、あとはゆっくり、色々なところへ住所変更をすればよいのです。
現在は通信が発達していますので、Web上でも住所変更は可能ですので、郵便物さえおさえておけば安心です。
これから一人暮らしを始める引越しまとめ
いかがでしたでしょうか。
引越しは、本当に色々な手続きがありますので、環境の変化だけでかなり疲れてしまいます。
仕事をしながらだとさらに消耗しますし、ほんのささいなアクシデントもおおごとになってしまいがちです。
引っ越してから手続きをすると時間がかかるものと、引っ越した後で落ち着いてから片付けられるものとをうまく分けて片付けておくと、余計な心労がなくなり、新居の生活に早めに慣れることと思います。
新しい生活を楽しみましょう。
〈関連記事〉引越しで住む場所を決めるなら参考にしたいサイトまとめ