初めての一人暮らしで、今までは実家の台所に適当にそろっていた調味料を思い出すものの、さて、何に使うために何を買ったらよいだろう?
節約のために料理をしようと思った時、どんなものを使えばよいだろう?と、思わず考えてしまう方々。
そんなあなたのために、初めての一人暮らしで、まず揃えておきたい調味料をまとめてみました。
料理のさしすせそ(砂糖、塩、酢、しょうゆ(せうゆ)、みそ)などとも言いますが、現代に生きる一人暮らしの方々の暮らし方では、味噌汁を自分で作らない方も少なくはなさそう。
コーヒーに砂糖も入れない。しょうゆも、お弁当を買ったら必要な分だけついてくる。
1リットルの醤油を買ったけど、始めにあけたまま使い切れずに台所の棚で眠っている・・
いつしかカビがはえてしまった。
なんてことにならないためにも、自分に必要な調味料を知り、必要最低限なにを揃えておけばよいか、把握しておきましょう。
今回は、『和食』に関してまず揃えておきたいものをラインナップしてみました。
ご参考いただければ幸いです。
和食が好きなあなたが揃えたい調味料
めんつゆ
そば、うどん、そうめんなどを手軽に自宅で食べられるほか、煮物などの味を調えるにも、大変便利に使えます。
一人暮らしの手軽で便利なパートナーとなるでしょう。
塩
料理をしない方には、塩は、ゆで卵にかけるくらいしか出番がないかもしれません。
ですが、料理をし始めてみると、野菜炒めの味付け、魚・肉料理の下ごしらえや、おにぎりなど、なければならない調味料となります。
塩は、世界各国の産地でとれたものや、日本でも地域限定のものなど、こだわると奥が深い調味料です。塩こしょうが始めから合わせてある調味料などもあります。
しょうゆ
最近では、スーパーでパックのお寿司を買っても小さな袋に入ったお醤油がついていますね。
ですので、滅多に使わない方は、コンビニなどで売っている少量タイプのボトルを買うのがよいと思いますが、煮物、焼き物、おひたしに冷奴、和食には欠かせない調味料です。
一人暮らしなら、500mlサイズ程度のボトルを置いておくのが良いかもしれません。
みそ
お味噌汁がポピュラーですが、焼きおにぎりにつけるとか、炒め物の味付けや、肉を漬け込んでみそ漬け焼きをすると、大変おいしいご飯の友になります。
毎日お味噌汁を作る人でなければ、みそはなかなか使いきれないものですが、寒い冬などは、週末に豚汁などの具沢山の汁物を大量に作っておくと、2,3日栄養補給に役立ちます。
モツ煮など、コクのある料理がお好きな方は必須ですね。
さとう
コーヒーや紅茶にお砂糖を入れない方、甘いドリンクは市販のボトルや缶を買う方は、お砂糖はお料理にしか使わないことになりますね。お料理をしない方となれば、さらに必要がなくなってしまう調味料です。
一時期、ダイエットのために、料理に砂糖をいっさいつかわず、煮物もおしょうゆとみりんだけで味つけしていたことがありました。
ダシが効いていれば、それでもあっさりとして美味しいのですが、母や年配の方にその話をすると、必ず
「お砂糖を入れないなんて、なんだか味気ない感じになるわねえ・・・」と言われるので、思い直して入れるようにしたところ、やっぱり味にパンチが加わります。
煮物や、煮魚などの味をしっかり調えるためには、さとうは重要です。
ないとアッサリ、少し物足りないような気もします。
酒(料理酒)
材料の臭みを取ったり、柔らかく煮たりと、主に味付けの土台となります。
料理酒を使うようになると、お料理も本格的になりますね。
通常のお酒と料理酒との違いは、料理酒には少し塩が入っています。
ですので、料理に普通のお酒を入れる場合は、お塩を若干多めに入れるようにします。
みりん
料理にコクを出したり、照りをつけたりします。
こちらも、本格的にお料理を始めてから購入する調味料と言えますが、お料理初心者の方がトライする率の高い、肉じゃがなどにも使われるため、お料理初心者の方が買うことも多いかもしれません。
ただし、お料理を続けないと、なかなか減らないものなので、三日坊主だと、500mlの瓶もしくはペットボトルが丸々あまってしまったまま消費期限が過ぎてしまう恐れも・・・
みりんを使う料理は、他にも、きんぴらや、煮物全般、焼き魚の下味つけ、汁物などにも使いますので、どんどんトライしてみましょう。
酢
殺菌作用があり、食欲回復にも効果があり、健康にもよいものです。
お寿司の酢飯や酢の物、和食ではありませんがギョーザ・春巻きなどのタレにも。
塩と油を加えてよく混ぜ合わせると簡単ドレッシングが作れます。
酢飯や酢の物も、一人暮らしだとハードルが高いので、それほど使わず余ってしまった場合は、お風呂でカビ取りに使うとか、酸を活かしてナベの黒ずみを取るなどにも使えます。
ゴマ油
油を買うとき、サラダオイルならオールマイティーで色々なものに使えます。
ですが、少し工夫して、和食には和食に合う油を選んでみませんか。
ゴマ油は、栄養が高く、毎日使えば、意識しないで必要なミネラルも摂取できます。
料理にもコクが出て、風味豊かになりますので、何倍もお徳なのです。
独特のよい香りは、和食や中華などにピッタリです。
ごまには、セサミンなど、若返りに効果がある成分もありますので、毎日少しずつ摂ることで、知らず知らずに体調が良くなった。なんてことも期待できますね。
わさび
スーパーでお刺身やお寿司を買うと、小さいワサビがついていますね。
家庭でワサビを買っておいて使う機会は、あまりなくなっているかもしれません。
傷みやすいものではありませんので、チューブタイプのものがあると、おソバを食べるときの薬味や、しらす丼をするときにちょっと乗っけてみるなど、香りと辛みで食卓にバリエーションをつけてくれます。
七味・一味とうがらし
お蕎麦やうどん、ヤキトリなどの薬味につかいます。
辛いのが苦手な方には、まったく必要ないのですが、私はモツ煮とヤキトリには、これはセットであってほしいものです。
おわりに
調味料と一言で言っても、こうしてあげていくと色々とあり、きりがなくなってきます。
コンビニには、一人で使いきれるサイズの調味料が売っており、ボトルのサイズの可愛さに、見ているだけでわくわくしてきます。
スーパーでも調味料だけでなく、香辛料やルーやペースト状のものなど、色々な便利なものが置いてあります。
少し時間のある買物のときは、調味料のコーナーで意外なものを見つけるのも楽しいものですよ。