ひと足早い春を楽しむのであれば、暖かい南伊豆が最高です。
河津桜も良い季節となると、お花見へ向かう人達で交通が大変混雑します。
南伊豆は曲がりくねった道路やトンネルも多く、抜け道が少ないので道が大変混雑し、交通規制などもあり、せっかくの旅行が渋滞で苦しむことになってしまった・・・なんて事にならないよう、観光地でも公共の交通機関をお勧めしているようです。
南伊豆を楽しむために作られたJRの『南伊豆フリー乗車券』は、
東京都区内(横浜市・小田原からの設定料金もあり)から、伊東までの往復乗車券にプラス、伊東より伊豆急下田までの電車区間と、東海バスのフリーエリアが2日間乗り放題です。
今回は、この『南伊豆フリー乗車券』で、どれだけ遊べるかを探ってみます。
南伊豆フリーきっぷは、2021年に人知れず消滅してしまったようで、その後発売予定がないままのようです。
きっぷは失われていますが、各施設などの情報は参考になることもあるかと思います。
気になる場所は事前に確認のほど、お願いもうしあげます。
『南伊豆フリー乗車券』で遊べるお勧めスポット
熱川バナナワニ園〔伊豆熱川〕
熱川バナナワニ園は、伊豆熱川駅より徒歩1分で行けるのです。近い!
世界一のワニコレクション、9000種に及ぶ熱帯植物を栽培保存しています。
園内で収穫されたバナナがフルーツパーラーで食べられます!
大人1500円、子供(4歳から中学生まで)750円、4歳以下無料。
河津桜が交通規制?公共機関なら駅から楽々!
毎年100万人もの人が訪れる河津桜ですが、河津駅から近いため、駅から徒歩で河津川沿いを歩いていけます。
駅の近くにはトイレもあり、コインロッカーも充実していますので、大きな荷物はこちらへ預けて、身軽でぶらぶら散策ができます。屋台が沢山出ていますのでB級グルメ散策も!?
海中水族館〔下田〕
下田海中水族館は、伊豆急下田より、下田海中水族館行き路線バスが出ています。
イルカと遊べるマリンスタジアム、海の生物間シーパレスなど
大人2100円、子供(4歳から小学生まで)1050円。
下田ロープウェイと寝姿山〔下田〕
下田ロープウェイ『絶景』と『縁結び』の名所寝姿山自然公園
伊豆急下田駅より徒歩すぐ。ロープウェイに乗って、寝姿山散策ができます。
寝姿山の展望台からは、美しい入り江が見えます。
恋愛のパワースポットとの事です。ご縁があるとよいですね!
※ご注意!下田ロープウェイは2019年7月31日まで改修工事中のため、寝姿山への立ち入りはできなくなっています。
公式サイトなどでご確認ください。
下賀茂熱帯植物園〔下田駅より東海バス23分〕
入館料無料。
館内のパーラーではミラクルフルーツ体験(350円)ができます!
この近くの青野川沿いでも河津桜が楽しめますよ!
白浜海岸〔下田駅よりバス〕
白浜海岸の近辺は、安い宿が多いので、友達同士やご家族、恋人同士でならこちらはとても良い場所ですね。
リゾートなど楽しめるでしょう。バーベキュー施設などもあります。
石廊崎灯台〔下田駅よりバス40分ほど〕
日本の灯台50選にも選ばれている石廊崎灯台。
下田駅よりバスで延々と行きます。伊豆最南端の景色が楽しめます。
近場で泊まるなら、リゾートホテルも良いですが、釣り客専門の安い民宿などもあり、温かい雰囲気でお魚料理も楽しめます。
遊びどころを定めたら立ち寄り湯を楽しんでも
伊東駅から歩いても行ける道の駅、伊東マリンタウンでは、海の見える天然音背印の立ち寄り湯があります。
シーサイドスパ 道の駅伊東マリンタウン
海の見えるホテルで立ち寄り湯も可能なところは多いですし、伊豆は温泉が豊富ですので、拠点を決めたら、周辺の立ち寄り湯や日帰り湯めぐりをするのも楽しいですね!
あじさい祭りときんめまつり(6月)
6月1日から31日までの1ヶ月、水揚げ量日本一の下田の町では、きんめまつりが行われます。
期間中は港町の料理屋さんできんめを使った料理が出され、グルメ旅を満喫できます!
また、同期間はあじさいまつりも開催しておりますので、充実した旅行になりますよ!
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ご注意『南伊豆フリー乗車券』の落とし穴
南伊豆フリー乗車券、伊東までの往復乗車券には、乗車の「設定区間」があります。
出発場所(帰着場所)は、東京都区内、横浜市内、小田原で、東京都下の私がこのパスを使う場合、東京都区内へ出るまでの乗車券を支払ってから改めて使わないといけないのです。
八王子から使用した場合、東京都区内までの乗車券を支払ってから使わなくてはならないとのことで、JRの八王子駅から、都区内間までの乗車料金を足して支払うことになります。
JR八王子までは私鉄で安く行った私は、そのまま切符が使えるのかと思ったら、改札で足止めをくらいまして、乗車してない東京都区内までの料金を支払わされました。
小田原から設定区間料金で乗るよりも、都区内からの料金のほうが安く済むのでそちらを支払ってくださいといわれたわけですが、余計に払うことは変わらないので、大変モヤっとしました。
都心に移り住むしかないのでしょうかね~(笑)
まとめ
最低限の交通費を出して楽しめる場所を探しても、かなり沢山のスポットがみつかるものです。
南伊豆フリーきっぷは本当にお得に使えますので、設定区間にお住まいの方や、都心を経由してどこかへ行こうと思ったときには断然お勧めです。
2日でできるだけ全部回ろうなどとは考えず、ゆったり楽しめるプランを考えて、何度ものんびりしに訪れたいものですね。
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