東京で有名な菖蒲園と言えば、堀切菖蒲園や小岩菖蒲園など、都心に近いところに多いですが、多摩地区でも探すとなかなかの場所があります。
花菖蒲の季節。梅雨とかぶるため、湿度の多い時期ですが、アジサイと並び、しっとりとした華麗さがあるお花ですね。
のどかな多摩地区のお花見スポットへ満開時期を狙って訪れてみませんか。
東京の多摩地区で菖蒲の絶景スポットを訪れよう!
空はドンヨリ!空気はジメジメ!梅雨のシーズン到来ですね!
雨が続くと、ゆううつな気分になりがちですが、花菖蒲にアジサイと、梅雨の頃に咲く花は、ドンヨリしたような空にこそ艶やかに映えるのです。
適度な湿度はお肌にも良いというし、華やかでカラフルな花に目を楽しませて、梅雨の憂さを晴らしましょう!
今回は、多摩地区で規模の大きな菖蒲園をご紹介します。
東京都下で菖蒲を楽しむなら東村山の北山公園菖蒲まつりへ!
実は私は、花菖蒲を見に行きたい!と思いたっても、以前はどうにもピーク時がつかめませんでした。
あじさい祭りをしているので、まだ大丈夫だろうと出かけてみると、すでに終りの頃であったり。
菖蒲の時期は難しいと思っていました。
ですが『菖蒲まつり』と、決まった期間に開催されていれば、その期間をはずしさえしなければ、花が楽しめるのです!
もちろん、花は期間が終わったらたちまち枯れることはないので、お祭り後も花を楽しめには行けますが、
地域の方々が色々と祭りを盛り上げてくださっていますので、お祭りの期間に行くほうが、やっぱり便利なのです!
東村山の北山公園菖蒲苑は、広い敷地内(6,300㎡)に300種の種類の8000株の花菖蒲があり、超お奨めスポットです。
期間限定で夜間のライトアップなどもしており、夏も近い日暮れのお散歩が気持ちよいですね。
ライトアップの時間などは、東村山市のホームページに詳細が掲載されております。
東村山菖蒲まつり
こちらは2017年のサイト
北山公園菖蒲まつり
5月下旬頃から6月の始め頃は要チェックです。
私はおまつりの日程ギリギリで駆け込みましたので、ライトアップなどは後で知りましたが、
屋台や乗り合いタクシーなどのサービスも、土日など、休日に合わせているようですのでお気をつけて。
曇天の中、紫と白、艶やかな緑の葉の色に心もしんみりと落ち着いてきます。
『となりのトトロ』に出てくる地名でもおなじみ八国山が近所にあるだけあって、緑豊かな地域です。
東村山の北山公園菖蒲まつりのおすすめポイント
アジサイの群集と西武線
なんと、アジサイの時期とも重なり、アジサイの群集も楽しめて二倍お得です!
菖蒲園に沿って西武線が走っているので、アジサイと電車を写真に収めてみるのも楽しい
アジサイの写真を撮っていた撮り鉄のおじさんに、電車とアジサイの撮り方を教えてもらいました!
まず、前景いっぱいにアジサイを添えて、ひたすら電車が来るのを待ちます。
電車が近づいてきたら、シャッターを切りまくります!
iPhoneでもこの程度は撮れますよ!
屋台の食べ物や野菜・植物
菖蒲まつりの期間は、公園の内外に屋台が出ています。
「お店が出ていても、どうせ高いのだろうし…」と思って、コンビニでサンドイッチを買って、花を眺めながらベンチで食べましたが、
帰りがけにちらりとのぞいた屋台では、団子100円、やきそば200円…
やや、安い!これならコンビニで買うより、園内のお店で買って食べるほうが安くて珍しいものも楽しめたか!
菖蒲まつりの最中でしたら、園内でおいしそうなものが売っていますので、手ぶらでも大丈夫です。
まとめ
北山公園へは、東村山駅より徒歩20分ほど。
お散歩がてら徒歩で行く場合、晴れているときは熱中症の恐れもありますので、ドンヨリした日がお奨めです。
でも、園内が広いので、現地までは乗り合いタクシーを使い、園内で練り歩くのがよいかも。
ベンチもところどころに用意されていますが、レジャーシートがあればもっと便利です。
外に出るのも面倒で、運動不足になりがちな梅雨ですが、雨が小休止した時を狙っておでかけしてみましょう。