クレジットカードには、未だに怖いイメージを持っている方がいるようです。
盗まれてしまったら・・・勝手に使われてしまったら・・・
いくらでも買えるので限度がわからなくなって怖い?
借金は利息がつくので損をする?
以上の理由でしたら、盗まれてしまった場合や、お財布を落としてしまった場合などは、カスタマーセンターにすぐに連絡して利用停止の手続きをしてもらえば、仮に悪用されたとしても支払い義務は発生しません。
いくらでも買えるというのも、通常、自分の買える範囲がわかっている方なら、それほど無理はしないでしょうし、ゲームに課金する方でしたらご存知かと思いますが、最近では、課金する場合も限度を超えると使用できなくなる設定もありますので、利用によっては安全のような気もします。
そして、一括払いでは利息がつきません。
クレジットカードは使いすぎが怖い?利用法を選んで使えばお得なことばかり
私が二十歳ぐらいの頃、クレジットカードを作るのは憧れでした。
海外では、身分の保証として使われるものですし、カードを持つことが、ある種のステイタスでもあったからです。
もっとも、カードにも色々な種類があり、今では、ステイタスな年会費ウン万円のゴールドカードやブラックカードでなくても、普段使いに便利なものが沢山あります。
それでも、カードを作れる人は、一定の収入があると認められているということなので、
ようやくカードを作れた時、自分が大人になったのだなとしみじみしたものでした。
ただ、若い頃は、自分がどのぐらいの稼ぎでやりくりすれば生活がきちんと回るかもあまり把握できなかったため、身分不相応な買い物をして、支払いに泣かされたこともあります。
自分で稼いで、自己管理ができて初めて、大人としてクレジットカードを持つのが正しいのでしょう。
ですので、もし、働いていて収入のあるならば、クレジットカードを使わない手はないと思っています。
クレジットカードは買い物や月々の支払いでポイントが貯まる
ショッピング系のクレジットカードを持っていると、買い物ごとにポイントがついて、貯まったポイントで、また買い物ができます。
当たり前の事なのですが、これがなかなか馬鹿にできない金額になってくると、現金で支払いをするのがかなり馬鹿馬鹿しく感じてきます。
ポイントも、たいていは1年たつと消滅してしまうことが多いのですが、SAISONカードの永久不滅ポイントなどは、その名のとおり永久に消えませんので、使いたいときまで貯めたままでも大丈夫です。
もちろん、一括払いなら利息はつきません。普段の買い物をしているのと同じで、ポイントがつくということです。
水道光熱費など、月々の支払いもカードで支払いをすれば、知らないうちに驚くほどポイントが貯まってきますので、これをしないのは勿体無いくらいです。
クレジットカードは財布から小銭を数えることがなくレジがスムーズ
スーパーなどで長々と続く列に並ぶのはうんざりしますよね。
ただでさえ、みんな待たされているのに、少ない額の買い物に一万円札を出しておつりが多くなって時間をとられたり、逆に、レシートだらけの財布から小銭を必死で探して、後ろに並んでいる人の視線が痛かったり・・・
カードでの支払いは、こういうことがなくなります。
クレジットカードには保険や補償がついている
旅行系のカードなどでパック旅行や切符の支払いをすると、支払った旅行の分に旅行保険がついています。
補償額などを検討してクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
海外旅行などでも、お土産をカードで購入したものが壊れてしまったときなど、保障してもらえるサービスもありますので、旅好きで旅行へよく行く方は、旅行系のカードを作るのがお勧めです。
キャッシング枠について~貸金業法総量規制
クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠というものがあります。
カードを作るとき、窓口では必ず「キャッシング枠はつけますか?」と聞かれます。
お金を借りたら返さなくてはいけないわけで、借りたら利子はつきます。
大抵の方は、借りたら利子がついて返すのが大変というイメージから、怖いと言うのでしょう。
借りる必要がない方は、キャッシング枠はつけないようにしましょう。
さらに、ショッピングも、一括払いに徹してしまえば、金利で悩む必要はありません。
キャッシングができると、便利なためつい借りてしまい、以前は、夫のカードを妻が使える制度があったため、夫の知らないうちに支払額が増えていた、などという事もありました。
貸したほうは、返済時に利子をもらえるのが商売となっていますので、返済能力がない人に貸してしまっていたのです。
返せなくなった人が追い詰められて自殺をしてしまうなど、深刻な社会問題にもなったことから、貸金業法が改正され、返済能力を確認した上でお金を貸すことになっています。
そんなことから、現在、カードを使えるのは本人だけという決まりがあり、仕事についていない、扶養家族となっている専業主婦の方は、カードは作れないようになっています。
最近では、定期的に収入の確認などもあるようです。
お勤めの方であればカードを作るのは比較的容易なので、お勤めをしている方で、いずれフリーに活躍したいと思っているのであれば、お勤めしている間に作るほうが作りやすいかもしれません。
給与所得を得ている方の場合は、収入に応じてキャッシングの限度額は制限されます。
クレジットカードは実は安全?現金を使っているのは日本だけ?
日本は平和な国と言われています。
現金を常に持ち歩いている習慣があります。自動販売機も現金を使用できるようになっており、町のあちこちで現金の入った自動販売機があります。
海外の国から見ると、信じられない光景だそうです。
そんな国ですので、現金をそのまま持つより、カードが怖いと思う人が多いのでしょう。
現金は盗まれるともう戻ってきませんが、カードを盗まれても、カスタマーセンターで使用を止めてもらえれば財産を失わずに済みます。
実は先日、時間のないときにファストフードで食事を済まそうとしたら、銀行に寄るのを忘れてしまい、財布にお金がない状態でした。
慣れない場所で、ATMが遠く、現金を下ろしに行くために時間を使ってしまい、ファストフードの利点である早さも、現金がないと買えない不便な状況になってしまいました。
また、ある時は、職場の友人がお財布を家に忘れてきてしまったが、スイカがあるのでとりあえず大丈夫だと安心していました。
交通機関や、その施設内では、電子マネーを使えるところが多く、職場と家との往復であれば、さほど困ることはありません。
海外ではもう当たり前の状況であるクレジットカードや電子マネーの利用は、今後、日本でも増えていくと思いますが、現金を使わなくて済む環境が、もっと増えてくれればよいと望みます。