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断捨離ついでに心の隙間に詰まったガラクタも捨ててみる

投稿日:2017年12月19日 更新日:

季節の節目や、生活環境が変わる時期になると、自分も変わりたくなるものです。
ですが、大して変わらず終わることも多いです。
あまりパッとしないとき、人は、何故こんな状態が続いているのだろうかとクヨクヨするものですが、自分の中に変わりたい気持ちがあれば叶うかもしれません。

何かを捨てようとしている人の心理とはどのようなものかと思うこの頃です。

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ガラクタ捨てれば自分見える?本を読んで気分を上げてみる

数ヶ月ずっとドタバタした状態が続いていて
部屋の中も大荒れ状態になったまま片付ける気力もない有様でした。

そんなある日、姉から

『風水整理術入門・ガラクタを捨てれば自分が見える』 カレン・キングストン著
という本を勧められました。

よくある自己啓発本の類のような本でした。
ざっと中を斜め読みしてみたところ(以下抜粋)

『ガラクタ』とは、エネルギーの渋滞である
ガラクタとはあなたの人生の状態を示す症状の一つですが、
そのうちそれ自身がさらに濁ったエネルギーを呼び集めるため、
いずれ問題そのものになっていきます。

気分が欝になる
ガラクタの鬱積したエネルギーは、
あなたのエネルギーを奪い取って落ちこませることもあります。

ケチ精神
古ぼけた不用物を後生大事に溜めこんでエネルギーの流れを滞らせているところに
新しい良いものが入ってくることはありません。

古くなった関係
おたくの家具のうち50%が
思い出したくない過去のことを思い起こさせるなら、
あなたのエネルギーの50%は未来にではなく過去に向けられています。
そのままにしておいたら、進歩はかなり鈍いペースになるでしょう。

最近の私の運勢がどうもパッとしないのは
ガラクタが家に沢山あるせいかしら・・・( ̄ω ̄;)

そんなことを思っていたら、私の中から別の声が聞こえてきました。

「そうだよ。君がなけなしの金から一生懸命家賃を払っている部屋に
君は一体何を置いてるっていうんだい?」

「そうね、ディビッド。とても考えさせられる問題だわ。
でもいくら私が薄給だからと言ってなけなしの金は余計よ」

「おっと失礼(笑
でも、君の節約精神は立派だと思うけれど
ネコが飛びついてカギ裂きを作った古びたパジャマを後生大切に保管してるのは
やっぱりどうかと思うんだ」

「あら、あれはいい具合にくたびれているから
足ふきマットを作ろうかと思うの。ミシンで縫えばあっという間でしょう?」

「君に手芸の趣味があるなんて初めて聞くけど。ミシンなんて持っていたっけ?」

「いいえ。ミシンはこれから買うつもりよ。」

「また使わないガラクタが増えるんだね・・・」

いや、ディビッドって誰だよ!
Σ( ̄Д ̄;)

一人コントはさておき、この本の抜粋部分を見ると、どうも、片付けという行為は、溜め込むという行為と共に、人間の心の要求とも言えるのではないかと思います。

この本、後半部分は少し宗教関連まじりなことも書かれていますが、なかなか良い本です。
今でも、文庫で出ており、中古なら格安で手に入りますよ。

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部屋が片付かないのは心の現われ?断射離で心のガラクタも捨ててみる

少し前は、断捨離、最近ではミニマリストなどという言葉も流行っているようです。

断捨離は、ヨガにある断行(だんぎょう)、捨行(しゃぎょう)、離行(りぎょう)という考え方を取り入れて、身軽でシンプルな生活を手に入れようという考え方なのだそうです。
入ってくるいらない物を断ち、使わないものは捨て、モノへの執着から離れるということだそうです。

また、ミニマリストも、流行り始めた当時は不況などの時節がらも手伝って、必要最低限の暮らしで無駄をはぶく生き方として、支持している方は多いようです。

何かに囚われてしまっているとき、まったく何もない暮らしは煩悩を断ち切ってくれて、悩みも失われるのでしょうか。

実は私は、昔あこがれていたもの書きの仕事に就けて、しばらくその仕事を続けていたことがありました。

しかし、なんとか細々と生活できる収入はあったものの、生活は苦しく、このまま生活できない状態ならば、将来が不安なので、別の仕事をするのがよいのだろうかと、とても悩んでいました。

そのうち、自分に限界を感じ、その仕事から一度離れようと思い立ちました。

今まで、その仕事についていることが自分のアイデンティティと思っていたため、それはつらい選択でしたが、ほかの仕事へ就く道を探りました。

もっとも、長い間専門的な分野にいて、ほかの仕事と言っても、なかなか仕事はないもので、結局そちらでも苦労してしまうのですが、一度ふりきってしまった手前、すぐには戻れず、簡単に戻れるようなものであれば、振り切ることもなかったのです。

仕事を変え、始めは大変な思いをしましたが、数年もたつと、すっかり身につくようになって、生活が安定すると、心に余裕もできました。
夢のない言葉ではありますが、お金の力は強いです。

心(と財布)に余裕ができると、少々自信がつくようになり、わが身を振り返って、あの時は心に余裕がなかったのだなとわかるようになりました。

自身のなさから、うまくいってない仕事にさらに執着してしまい、空回りしていたのです

持ち物が少なくなったら心機一転で引越しも?

今、何かに執着していると思い当たることはあるでしょうか。

執着は、良い状態であれば悪いことでもないのですが、本人が苦しみ、回りも苦しんでいる場合、その執着は良いものではないはずです。

執着から離れるのは、悪いことではありません。
満足できる到着店が得られないのであれば、思い切って別の道を切り開くことも、寄り道することも良いと思います。

その間に、心に埋まっていたガラクタも落とされて、フラットな気分に戻れることもあり、別の経験をすることにより、解決法ができる場合もあるのです。

心の問題もさることながら、私も部屋を本気でなんとかしなくてはと思う今日この頃です。

部屋のモノをごっそり減らしたあと、新天地は見つかるでしょうか・・・。
成功したあかつきには、また記事にしてみたいと思います。

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