2022年6月22日の早朝、東武野田線の車内での液体ばらまき事件がありました。
被害などその時の状況は報道されていますが、犯人の情報は伝わってきません。
「液体が広範囲にまかれた」との通報があったとのことですが、犯人の目撃情報はあるのでしょうか。
犯人の手がかりを追ってみましょう。
東部野田線の危険液体ばらまき犯の犯人の手がかりは?
早朝におこった出来事です。
犯行は車内で、17歳の女性が2人、被害にあっています。
被害の報道は、始めは1人だったのですが、隣に座っていたもう1人も加わり、救急車で運ばれました。
この際、液体をばらまいたという犯人は、座っていた人に液体をかけたということでしょうか。
最初から被害女性はターゲットにされていた可能性もあります。
目撃情報はあったのか
今回の事件で気になるのは、「目撃情報はあったのかどうか?」です。
犯人が捕まってないと、愉快犯の場合、また同じ犯行が繰り返される恐れがあります。
それでは安心して電車に乗れません。
6/24の8:06による日テレNEWSでは、車内に居た乗客が
「電車内から腐ったような臭いがする液体を広範囲にまかれた」と通報しています。
その後電車は野田市駅へ停車し、乗客全員をおろして車内点検をしていたそうです。
七光台駅と運河駅の間で運転見合わせがありました。
早朝の6時15分ぐらいのことだそうですので、どのぐらいの人がいたのでしょう。
野田市駅から東京駅までをYahoo!の路線情報で検索してみたところ、1時間強ほどかかるようです。
都心まで1時間強ですので、到着するのは7時30分前ぐらいでしょうか。
8:30出勤でも少し早めかな?という気もするので、通常よりは早い時間でしょうか。
上り線か下り線かにも夜と思いますが、上りか下りかの情報はいまのところありませんでした。
乗客全員をおろすことができたとなると、乗客はそれほど多くはなかったのでしょうか。
降ろされた乗客の中に犯人はまだいたのでしょうか。
ばらまいてすぐに電車を降りた場合、駅から遠ざかるか、反対車線の電車に乗るかしそうです。
東武アーバンクライン(東武野田線でいいと思うんですが‥)で、野田市駅の時刻表を見ると
朝6時台上りの運行本数が一番多く、上りの柏・船橋方面は1時間に10本、下りの大宮・七光台方面は5本でした。
下り電車で事件が起こった際、ばらまいてすぐホームから反対の上り電車に乗れることもできそうな感じです。
野田市駅の柏・船橋方面時刻表では、6:15発の便があります。この便でおこったのでしょうか。
同じ駅の大宮・七光台方面には6:19発の便があります。
犯行に及んで、騒ぎにまぎえて反対車線へ飛び乗り逃げた可能性も考えられますね。
野田市駅の周囲をGoogleMapのストリートビューで調べてみました。
駅は醤油の工場や物流会社に囲まれ、駅の東側は建設現場のようになっており、閑散としています。
工場勤務であれば、かなり早い時間に人通りが多いかもしれませね。
犯人は、走っては逃げず、乗客の一人として、騒ぎを尻目に逃げたのでしょうか‥
東部野田線に監視カメラある?
東武鉄道の2020年安全報告書内に、テロ・防犯対策として
・主要駅および無人駅に防犯カメラの設置
・車内防犯カメラの設置
を進めているとあります。
「主要駅および無人駅に」と書いてあり、車両内にカメラはなさそうです‥
「主要駅」となると、野田市駅のような県の境目にあるような駅では望み薄です。
それでも、中心にほど近いとも言えない割には都心への通過点だし、利用客もそこそこありそうです。
目が届かない分は、人的な目撃証言に頼らざるを得なくなりそうです。
記憶がまだ新しい、京王線の障害放火事件では、事件後に車両にカメラ設置をされるようになりました。
駅のホーム内にカメラがあれば、緊急停車したホームに乗客全員が降りた際、顔が映っている期待も持てそうですが‥
防犯カメラで思い出しましたが、先日観ていたネトフリの『明日』というドラマで、死神の主人公が問題解決するためにテレポート能力を使えばいいのではと問われ、
「監視カメラがあるので下手に動けない」
というセリフがありました。
死神の世界も監視カメラは動きにくいのだなと感心してしまいました。
監視社会はいやなのですが、これだけ毎日、あとからあとから物騒な犯罪が出てくると、カメラをつけるしかないのでしょうか‥
おわりに
不況が続く中、犯罪が増えてしまうと、ますます公共交通機関を利用するのに不安が出てしまいます。
今回の事件、ただの犯罪で終わらせてしまうと、模倣犯が出てくる恐れがあります。
確実に逮捕して、犯罪の成功例として終わらせないように望んでいます。
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