2022年6月24日の朝、東武野田線の車内で、不審な液体がばら撒かれたと通報があったそうです。
被害者もでているとのことで、物騒な世の中にさらに不安感をあおる犯行です。
今現在でわかる詳細をレポします。
東武野田線の電車内でまかれた液体はなに?サリン事件を思い出して身構える
今朝早くに、また物騒なニュースがありました。
東武野田線で6月24日の早朝(6:15頃)に、車内で液体がまかれたとの119番通報があったとのことです。
電車は野田市駅に停車となり、一時は場が騒然となっていたようです。
東武野田線(東武アーバンパークライン)の野田市駅にて電車内に液体が撒かれたそうで…乗れん( ´△`)
電車ぁぁぁぁー pic.twitter.com/ekbDlWetPd— まなたそにゃーーー🍢🌏️}🐈 (@manatas0_tas0) June 23, 2022
通勤時間帯を狙って液体がまかれた事件と言えば、大被害のあったサリン事件を思い出します。
あの事件のあと、しばらく駅構内やその周辺からはゴミ箱が撤収されて不便になったものです‥
その後、異臭がするスプレーをまかれたりと、愉快犯や模倣犯が続いていたこともありました。
事件再来か?と思うと、液体がまかれたと聞くだけで、身構えてしまいます‥
液体の臭いは?
最初の通報は、車内に居た方からの
「腐ったような臭いの液体を車内で広範囲にまかれた」
というものだったそうです。
その後の報道では
・酢のようなにおい
・異臭のする液体
と表現されていました。
「腐ったような臭い」「酢のようなにおい」ということです。
地下鉄サリン事件の被害者である、映画館監督さかはらあつしさんが2018年の6月にテレビ出演して、後遺症の話をされていたとき、
「シンナーのようなにおいに違和感を感じた」とのことです。
腐ったようなにおいとは違いますので、とりあえずサリンではないらしい‥
と、これ以上の被害の広がりはないようだと感じました。
女性が2人救急車で運ばれたのはなぜ?
その後の報道によると、救急車で女性2人が運ばれたとのことです。
最初の報道では1人でしたが、その後2人に増えていました。
女性は軽症とのことですが、「下腹部の痛みを訴えている」とのことです。
液体をかけられて下腹部の痛み??
運ばれた女性は17歳とのことで、通学中の高校生でしょうか。
痴漢など、いやがらせ被害も考えられます。
下腹部の痛みということは、身体に劇薬のようなものをかけられ、ヤケドのような外傷でしょうか。
「酢のようなにおい」「やけど」で、液体の種類がしぼれてきそうですが‥
ちなみに、硫酸は無色無臭とのことですので、「酢のようなにおいがした」という通報の時点で違うとわかりそうです。
家庭でも使う薬品にも危険な成分が入っているものはありますので、悪意を持った輩はどんなことにも利用しそうです。
それはともかく、報道では、救急車で運ばれた女性はいずれも「軽傷」とのこと。
救急車で運ばれたけど軽傷とはどういうことなのでしょう。
命にかかわることもなく、ケガをしたということでしょうか。
安全であるはずの電車内で、電車に乗っていただけなのに薬品を撒かれて怪我をするなんて、あってはならないことです。
おわりに
電車内の事件が本当に増えていますね。
気をつけようと言われても、通勤時の満員電車の中で、何をどう気をつければいいのでしょう。
被害に遭うのは、テレワークのできない仕事や通学で、公共交通機関を利用するしかない層です。
首都圏で、通勤通学に車を利用できる人はそうはいないでしょう。
朝早くから、真面目に通勤通学していてこんな目に遭うのでは、いたたまれません。
一刻も早く犯人をみつけて、逮捕してほしいです。
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