今や現代病である眼精疲労ですが、体の疲れからも影響をしているようです。
不定愁訴といわれる症状の原因にもなっていることも!
つらい目の痛みに肩こり、首のコリ、休養が一番効果的なのですが、そう休んでもいられない…
そんなあなたへ、即効性のある眼精疲労緩和の対策をお教えいたします。
眼精疲労で肩こり頭痛。休養が一番だとは知っていても…
肩こりで頭も痛い。目の奥が痛くてパソコンの仕事がつらい。
私も、視神経や冷え性に加えて頭痛もちです。ひどいときは仕事を休んでしまうくらいにつらいときもあります。
純粋に、目の使いすぎだというならば、遠くを見たり、目を閉じていることで少しは楽に慣れるでしょう。
しかし、眼精疲労となると、視神経だけではなく、いろいろな症状を伴って苦しめてきます。
もちろん、頭痛などは、原因がひとつだけではなく、命に関わることもありますので、ひどい場合はすぐにお医者さんに診てもらうのが一番です。
目医者さんでは目薬をもらうだけだった。他に効果的な改善策はないだろうか。
そんなときに、自分でできる改善方法を試してみてください。
眼精疲労に効果のある食べ物を積極的にとって改善!
体を温めるものや、目に良いといわれているものを積極的にとりましょう。
カプサイシンの入っているキムチ鍋などに、春菊やお豆腐など、お野菜にお肉をたっぷり入れて食べると、体も温まり、栄養が取れるので冬場は大変効果的です。風邪予防も!
ビタミンAの入っている食べ物
よく言われているのがうなぎです。そのほか、レバー、人参、カボチャなど。
人参は、油で炒めると中の栄養分が溶けて吸収しやすくなるのです。
きんぴらなどでシャキシャキ食べてもおいしいですね。
β-カロテン
βカロティン、ベータカロチン、などとも言われています。
上記の人参などもですが、春菊、しそ、パセリ、バジル、小松菜、ほうれん草、かぼちゃなど、緑黄色野菜に多く含まれていますので、野菜を中心とした食生活にシフトするだけでも効果絶大です。
もちろん、お肉やお魚、卵、チーズ等乳製品なども、カルシウムやたんぱく質を摂取するための大切な食材ですので、満遍なく食べるのが一番です。
アントシアニン
アントシアニンは、ブルーベリーなど紫の食べ物に入っている成分です。
サプリメントを利用するのも便利ですが、野菜ジュースなどで、紫の野菜を多く含む商品が出ているので、買っておくとおいしく手軽に飲めて便利です。
冷えは大敵!体を温めてマッサージは即効力あり!
血行不良は一番の大敵です。
目の周りの神経のみならず、全身運動で血行を良くすれば、ストレスも発散できるうえに、眼精疲労にも効果があります。普段から小まめに体を動かしてみましょう。
ストレッチやウォーキングをする
あまり歩いてないなと感じている方は、思い切って電車をひと駅前で降りる、徒歩でいける距離はバスを使わない。片道だけでも歩く、などをしてみるのはとても良いと思います。
デスクですぐできる顔面ホットマッサージ
冷え性の方はとくに、冷えからの肩こりや頭痛など起きやすいものです。
冬に多いのですが、目が痛いなと感じたときは、顔が冷たいときがあります。
顔にはたくさんのツボがあり、顔も冷えて血行不良がおきると、目など神経に影響するのです。
熱いお茶の入った湯飲みを手で挟みこむように持って手のひらを暖め、その手を目を包むように顔に当て、ゆっくり力をこめないようマッサージしてあげます。
目の周りの神経がほぐれて、とても楽になります。
昼休みの机でのうつぶせ寝で、手の甲や、指の関節の上に顔を乗せて仮眠することで、顔のツボを刺激してすっきりできます。
目をつぶって休ませるだけでも効果があるのですが、気持ち良いと思うところへ手の甲をあててやることが更に効果的です。
仕事の合間にできるストレッチとツボ押し
休み時間や、仕事の合間に、手のひらのツボや足の裏のツボを押してみるのも効果的です。
手のひらにも、眼精疲労のツボがありますので、押していて痛きもちいいところを探して、気持ちよい程度にもみほぐしましょう。
目のツボは、指の関節などにあるので、指先が冷たくなっているときは、暖かいお茶の入った湯飲みに手を当ててから指から指の付け根にかけて揉み解すようにマッサージするなど、効果があります。
とにかく暖めましょう。
お風呂に入ったらシャワーだけにせず湯船で温まる
お風呂に入るときは、きちんと湯船に漬かって体全体を暖めるのは大変効果があります。
首まできちんとつかり、ほどよく体を温めて、お風呂上りには首の後ろから頭にかけて、
ドライヤーで髪を乾かしながら指で頭をつかむように、5本の指でマッサージすると大変気持ちが良く、効果があります。湯ざめには気をつけて。
おわりに
眼精疲労は、簡単に言ってしまえば、疲れが原因です。
目を使いすぎ、身体を酷使しすぎ、動かないで血行悪すぎ。そんなことがたまりにたまって、身体が悲鳴を上げているサインです。
対策となることは、結果的に眼精疲労のみならず、健康に気をつけるとこうなるかもしれません。
最後に重要なことは、よく眠って身体を休めることです。
身体の悲鳴をきちんと聞いて、意識して休養をとりましょう。