日本製鉄君津地区の工場から、設備トラブルで危険物が流出したとのこと。
現在調査中とのことですが、付近の水路では魚が大量に浮いているそうです。
日本製鉄君津地区は海沿いで海産物などへの影響が心配です。
小糸川のどのへんに脱流液が流出したのか地図から見る
流出した危険物質は、生産工程で発生する「脱流液」というものだそうです。
日本製鉄君津地区の工場沿いにある水路で、魚の死骸が大量に浮いているとのこと。
日本製鉄君津地区はこちら。
工場前の水路から近くの小糸川へも流れているとのことです。
ニュースなどで魚が浮いていたと言われている水路はこちらのようです。
君津地区は東京湾沿いにある工場です。
大漁の魚が死んでしまうということは東京湾で摂れる海産物も危険なのでは?
危険物が今後流れて危険な地域と被害が出そうな地域は?
水路と小糸川への流路。画像の上部分は東京湾です。
海からの水が流入していそうな水路がつながっており、小糸川へ放出されるようです。
北北西には潮干狩り場があり、あさりを取りに来る観光客が多いでしょう。
海苔のとれる場所もあります。
沖まで行く漁船はまだしも、磯釣りなどを楽しむ人は気をつけたほうが良いと思われます。
日本製鉄のホームページに、今回の件が掲載されてあるかと観に行ってみましたが、特別なお知らせはありませんでした。
これ、海産物に影響あったらまずいと思うのですが‥
ちなみに、農水省のホームページも覗いてみました。
マイクロプラスチックごみや土砂や赤潮の報告PDFなどは出てきても、今回の工場汚染については何も出てきませんでした‥
さらに、千葉県と君津市のホームページにも、明けて23日0時をすぎていても、それらしい注意勧告は出ていないようです。
ニュースには調査中と書いてありましたが、原因だけでなく周辺の海の水質なども要・検査だと思うのですが。
大量に魚が浮いた場所は濃度が高かったので、それが海へ流出した場合は薄まってしまうから必要ないってことでしょうか‥
こういう情報は、開示請求などをしないと不明なままでスルーなのでしょうか。
内房の名産なにがある?
今回の事件の近くには潮干狩場などもありますので、やっぱり心配になってしまいます。
内房から南房総エリアには、おいしそうな海産物のお店もいっぱいありますし、南に向かうと私は小学校の臨海学校で行った思い出の場所、岩井海岸もあります。
内房~南房総エリアのガイドブックがPDFになっていて、つい見入ってしまうぐらいです。
南房総エリアは広いです。
広大な海に流れていった危険物質が全ての魚に影響があるとも言えないところです。
むしろ、影響があれば、漁獲される前に死んでいるかもしれません。
食卓出てくる魚はとりあえずは食べても大丈夫なの‥かな‥
素敵な観光地も近いですので、調査でわかったことは、しっかり発表して安心させて欲しいですね。
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