相変わらずひとり行動の多い私です。
10連休と騒がれた2019年のゴールデンウィークでしたが、全員が10連休を取れるわけでもありません。
「家族で出かけるためにどうしてもGW期間に休みを取らざるを得ない」というわけでもない、ひとりで動ける身なら、あえてGWをはずして動くほうが楽しめるはず!
というわけで、GWの日程からちょっとずらしたお休みをとってのお出かけを試してみました!
ひとりで行く一泊お奨め旅行です。ひとりでなくても楽しめます!
長いので3つに分けたシリーズでお届けします。
GW一日外しておひとり様旅が大正解!静岡法多山尊永寺に参拝
無理なく、のんびり、くつろげる。
旅行に行く目的は色々ですが、日常の気ぜわしさから離れ、自分を取り戻すなら、これを指標に動くのが一番です。
しかしながら、大型連休中は、観光地はどこも混雑ばかり。
これなら家で動画を観ながらケータリングサービス使ってダラダラ過すほうがよほど自分を取り戻せるわい!なんて思いがちです。
しかし、今回、GWから一日だけ外してお出かけを試みたところ、大正解でしたので、レポートをお届けいたします。
一泊旅行と言うと、移動に時間を取られてしまうと現地であまりのんびりできませんね。
ですので、基本近距離の場所へ行くことが多いですが、近距離だと行きやすいので、やっぱり混んでいるものです。
そこで、チョイと足を伸ばし、移動時間を短縮させるために新幹線を利用してみました!
新幹線はこだまを上手に利用してみる
出張などで利用される方は多い新幹線。
例えば東京に住んでいたら、新幹線を使って旅行となると、名古屋より西へ行く場合が多いのではないでしょうか。
そんな場合、時短を考えるとやはり「ひかり」がベストですね。
「ひかり」より時間はかかっても、料金を抑えられる「こだま」を利用しようと思う方もおられるでしょう。
しかし、「こだま」は料金を抑えるためだけにあるわけではないのです!
ここで「こだま」と「ひかり」の停車駅を比較してみましょう。
比較情報は「新幹線旅行研究所」サイト様よりお借りしました。
東京 品川 新横浜 小田原 熱海 三島 新富士 静岡 掛川 浜松 豊橋 三河安城 名古屋 岐阜羽島 米原 京都 新大阪 新神戸 西明石 姫路 相生 岡山 新倉敷 福山 新尾道 三原 東広島 広島 新岩国 徳山 新山口 厚狭 新下関 小倉 博多
※※は2時間に1本程度の停車、( )の駅は、一部の「ひかり」のみ停車です。無印は全列車停車です。
東京 品川 新横浜 小田原※※(熱海) 三島※※ 静岡※ 浜松※ 豊橋※※ 名古屋 岐阜羽島※ 米原※ 京都 新大阪 新神戸 西明石※ 姫路 相生※ 岡山
東京からこだまを利用するとして、名古屋より先に行こうと思えばひかりが早いですね。
名古屋より手前で降りるならば、さほど時間のかからないこだまを使ってみようかなとも思うでしょう。
今回はその、〝少し遠いけど新幹線ならわけなく行ける場所〟へ「こだま」を利用しました。
そして、新幹線を利用するなら、スマートEXです!
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法多山尊永寺ごりやくカフェと厄除け団子を堪能しよう。
ここ3年ほど喪中が続いてしまい、神社よりもなんとなく寺巡りのほうが気楽でした。
今回も、旅行にお寺めぐりを入れたいなと思っていたところ、素敵なお寺を発見しました。
法多山尊永寺(はったさんそんえいじ)
こちらは、厄除け団子が有名です。
「どれどれ、団子でも食べて厄除けを祈願してこようかな・・・」
と、お寺のホームページを見ていたら、『ごりやくカフェランチ』なるバナーが・・・
ちょっとまって?なにそれ?
なんでも、お寺の境内にある施設の中で、ランチを提供しているとか・・・
しかも1日限定20食!土・日・月のみ提供とのこと
「これは・・・せっかくなので是非食べてみたい!」
そしてカレンダーを確認する私・・・
土日はさすがにもういっぱいだろう・・・
2019年のゴールデンウィーク、5月6日は月曜日!
ごりやくカフェは予約も可能とあり、ダメもとで5月の4日にメールで連絡を入れてみるも、返信なし。
GWの予約をGW中日を過ぎてからするってダメもともいいところですが・・・^^;
夜遅くだったので、もしやと思い、朝に再度電話で連絡をしてみるも、繋がらず・・・
やはり混んでいるのかなと思っていたところ、折り返しで電話が。
料理の支度中で電話に出られなかったとのこと。
そして、ひとりでしたが、予約を受けていただけました!
早い時間と遅い時間があり、13時からなら二人がけの座席が空いていますとのことなので、そちらを予約。
というわけで「こだま」に乗って、行ってまいりました!
JR掛川駅で乗り換え、愛野駅からタクシーで10分ほどで法多山尊永寺へ。
参道の飲食店のある通りを過ぎ、境内へ入ると空気がガラリと変わるのを感じます。
なにしろ立派な木が並んでいます。
ジャカの花が満開で迎えてくれました。
コケの美しい庭を眺め、しっとりした空気を楽しみながら進むと、本堂への長い階段が見えてきます・・・
階段は延々と続くようで少しへこたれますが、登りきったところには美しい本堂が現れます。
景色に見とれ、お参りを済ませてからご朱印も頂き、すっかり満足し、境内にある神社などもお参りしつつ降りていきます。
あとで知りましたが、法多山尊永寺のおみくじは凶が出ることで有名なのだそうです。
最近はおみくじはあまり引くことがないのですが、引かなくて良かったのかな・・・(笑)
おつぎはごりやくカフェです。
お参りした本堂を背に右方面へ降り、双葉神社をお参りして、ごりやくカフェのある「一乗庵」を目指して進みます。
降りていく際も、美しく手入れされた庭に目を癒せます。
「一乗庵」では、一番乗りでした(笑)入り口の鐘を叩くと、スタッフさんが現れて、座席に案内してくださいました。
お寺と言うと精進料理などを連想しますが、こちらは地元で取れる食材で手をかけた料理が出ます。
お客さんは親子連れや、ご年配のご夫婦なども。
庭園の景色を楽しみながら食事をしていました。
お昼を頂いてからは、降りてきた道を戻り、庭園をまたのんびり回ってから団子茶屋へ。
念願の厄除け団子も頂きました。
券売機で食券を買うスタイルです。
ひとり200円から買えて、お茶は無料で頂けます。
お茶を飲んで団子を食べながら、花や木を眺め、ウグイスのさえずりを聞きながら空を見上げ、ぼんやりする時間がなんと素敵でしょう。
参道の飲食店の道を戻ると、入り口付近にも「ごりやくカフェ」という名前のお店があります。
暑かったので、タクシーを待つ間、こちらでもテイクアウトでアイスコーヒーを頂くことにしました。
GWの最終日でしたが、人はさほどおらず、とてものんびりとできたので私は満足でしたが、お店のお兄さんは
「昨日まではすごく混んでたんだけどねー」と言って、商売的にはもう少しお客さんが来て欲しそうでした。
GWを一日ずらすだけで、こんなにのんびりできるのかと驚きます。
法多山尊永寺へのアクセス注意点
法多山尊永寺までのアクセスは、以前は袋井駅からバス便があったそうですが、現在は廃止となってしまったそうです。
最寄り駅は、掛川駅から一駅の愛野駅になりますが、そこからタクシーで行くしかないようです。
徒歩だと山へ向かう上り坂になることもあり、かなり厳しいと思います。
タクシーに乗るとき、「尊永寺まで」と言うと、運転手さんに
「は?」という反応がありました。
「よくわからないので住所わかります?」
と聞かれて、地元のタクシー運転手さんではないのかな?と思いながら調べていたら、
「あー!法多山尊永寺ですかあ?!」と聞き返されました。
私の話し方のイントネーションも違って聞こえたのかもしれませんが、どうも、地元では「はったさんそんえいじ」「はったさん」と呼ばれるのが一般的なのか、「そんえいじ」だけではピンと来ないようです。
帰りも、タクシー乗り場などはなく、タクシーが待っていることもありません。
行きに乗ったタクシーで聞くと、レシートにタクシー会社の電話番号が書いてあるので、帰りはそこへ連絡してタクシーを呼んで下さいとのことでした。
帰りのタクシーの運転手さんとも、バスがなくなってしまったことを話すと、
「今はみんなマイカーが多くなっているからねえ」とのことでした。
電車でバスに乗り換えて来るような参拝客はあまりいないのでしょうか。
ごりやくカフェランチのスタッフの女性も、東京から観光でやってきたと言うと驚いておりました。
季節には、桜も紅葉も見事なことでしょう。
落ち着いた良いお寺ですので、地元以外の方も是非訪れていただきたいものです。
まとめ
ひとりの身軽さを生かして、連休を有意義に楽しめるお出かけテクニックを磨きたいものですね。
GW大人のひとり旅極意
・子供とカップルが集まりそうな場所は避ける(水族館・動物園・遊園地等)
・バスや車を使うより電車か徒歩で行けるところを選ぶ
・お得きっぷはお得にならない場合もあるので連休の混雑時は避ける
・可能ならばGWをずらして休みを取る(new!)
・近場からもう少し遠くへ、こだまを利用してみる(new!)