ご朱印を夢中でかき集めていて、一冊終わってふと考えた。
寺院は神社とは別にするべき?神社は奉ってある神様によって種類が違う。
その種類ごとに御朱印を作ってみようとしたとき、どうやってわける?
御朱印帳は神社と仏閣で分けてみたい。どうわけていく?
御朱印帳、初めたばかりの頃は楽しくて、あっちもこっちもと、手当たり次第にお参りに行っては頂いていた。
でも、一冊終わってしみじみ気がついたけど、神社と仏閣が一緒になっているのって、やっぱりどうかな?と思う。
これからは分けてみようかと思うのだけど、どうしたらよいかな。
そんなことを思っているあなた。
良いところに気がつきました。ご朱印は、そこからが面白くなってくるのですよ!
御朱印帳いろいろなわけ方。神社の由来など
神社は、祀る神様によって、名前が違ったりしますね。
神社の由来を調べていくと、土地の歴史や地名の由来などもわかります。
一ノ宮神社
東京で大きな神社と言えば、府中市にある大國魂神社が歴史も古く、有名です。
ですが、格式が高いと言われている武蔵の国の一ノ宮神社と言えば、多摩市の隅にある、小野神社が一ノ宮神社として名が通っているのです。
小野神社は広さもあり、立派な神社ですが、ご朱印を頂きたい場合は事前に連絡するのががよさそうです。
一ノ宮神社については、以前の記事にも書いたことがありますが、一ノ宮の神社へお参りに行く時だけのご朱印を集めるのもよいでしょう。
御朱印集めを極めたい方!初詣は寒川神社から一之宮参りを始めてみては?
弁財天(七福神)
弁財天(弁天様)は、七福神のなかの神様です。
女性の姿をした神様で、財力や芸術の神様として有名ですね。
私は絵を描く仕事をしていたこともあり、昔から弁天様へお参りに行くのを常としていました。
旅先などで弁天様が奉られている神社が近くにあると訪れるようにしています。
東京でも、吉祥寺の井の頭弁才天、矢川弁財天など、各地に奉られています。
ちなみに、日本三大弁才天と言えば、
滋賀県竹生島の宝厳寺
神奈川県江の島の江島神社
広島県厳島の厳島神社
の弁財天だそうです。
私は特に思い入れがある神様なので、よくお参りをしていますが、弁財天のみでなくても、七福神巡りなども行っている地域は多くありますね。
愛宕神社
東京の港区にある愛宕神社は、出世神社として有名ですが、愛宕神社も、各地に多く奉られている神社です。
愛宕神社も、やはり日本三大愛宕と言われている有力な三社があり、
京都府の愛宕神社は愛宕信仰発祥地であり、総本社です。
あと一社は、福岡市にある愛宕神社。
イザナミノミコトを奉る神社です。
日枝神社
日枝神社も、いたるところにあります。
滋賀県大津市の日吉神社からの、山王信仰の神様です。
ご朱印帳をわけている方は、とても細かく分けている場合もあるとか。
神社どうしであれば、同じご朱印帳で良いと思いますが、同じ神様を奉っている神社ならば、ご朱印帳にさらに統率ができますね。
御朱印帳いろいろなわけ方。お寺をお参りする
私は以前は、初詣に行くなら断然神社へ!と思っていました。
神社は古くからの歴史が強そうですし、自然由来のパワーを頂けそうで、新年には晴れやかな神社が良いと思っていたのです。
ところで、喪中のとき、初詣は行ってはいけないと思っていませんか?
神社では、「死」は穢れと考えられていて、初詣が忌中に重なる場合は、参拝ができないとされています。
ところが、お寺はお葬式などもあることから、「死」は穢れとは考えられていません。
そんな事から、喪中を経験した方は、お寺に愛着が出るのではないかと思います。
なくなった方々にも思いを寄せて、冥福をお祈りすることもできるので、自分の心も休まる気がします。
身近にご不幸があった方などは、その年は、寺院のお参りをしてみてはいかがでしょう。
高尾山薬王院
最近ではミシュランですっかり有名になってしまった高尾山ですが、もともとは霊山として信仰の対象となっていた山です。
初日の出を見に山頂へ登ると、お坊さんの読経も拝むことができます。
高幡不動尊金剛寺
関東三大不動のひとつです。
高幡不動尊境内には、弁天様も奉られています。
もう一つは千葉の成田不動尊が有名で、規模も大きく、成田不動尊の境内を回るだけで一日終わってしまうのではないかと思うほどです。
三大不動尊の三つ目は、埼玉県の成田山新勝寺や、東京都の玉嶹山總願寺(不動ヶ岡不動尊)など、色々と言われているようですが、ご朱印帳で一緒に揃えられてみては。
深大寺
こちらも有名なお寺です。
日本三大だるま市としても有名なお寺ですが、厄除け三大師のひとつとしても有名です。
お寺は、高幡不動尊や川崎大師に成田山など、「寺」のつかない呼び名が多いので、お寺だと気づかないこともあるかもしれません。
鳥居があるからみんな神社というわけではないのですね。
まとめ
私も、始めたばかりのうちは面白くて、出かけた先々に神社や仏閣があれば、ご朱印帳を埋めるのに夢中になっていました。
パワースポットと言われる場所へ出かけた記念にご朱印帳を埋めていたような、スタンプラリー的なところがありました。
しかし、楽しくはあっても、それで本当に開運成就できたかと言えば、それほど変わらなかったような…
実際に、神社や仏閣へ開運をお願いしに行っても、なにもしなければ変わらないものです。
お参りは、自分の在りようを確認し、次はこうしようというビジョンを明確にするためにするものだと思っています。
少しでも変われたことがあれば、お礼参りをしに行って。
そうでなくても、自分の在りようを振り返って確認する機会にすると良いと思います。
そうした意識があれば、お参りに行く方向性などもわかってくるのではないでしょうか。