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お金がない時に、持ち物で売れるものはないか調べる|ひとり暮らし

投稿日:2017年12月15日 更新日:

無職期間が少し長引いて、失業給付もまだ入らず、その割りにやたらと物入りで貯金も減ってきて少々焦りも出てきてた頃です。

足の爪を切ろうとして広げた新聞のチラシ広告に
『ご自宅で眠っているいらないものお売りください』の文字が。
いわゆる質屋さんの出張買取広告のようでした。
普段なら「ウチに金になるものはなかろう」とスルーしてるところでしたが、
『いらなくなったアクセサリー、金、銀、プラチナ等高価買取します』
という文章でふと思い出しました。

「確か以前18kのネックレス貰ったはず・・・」
それは10年ほど前に頂いたもので、デザインもそれ程好きではなく、使用したのも1,2回。頂いた理由も「使わないから」というかなりどうでもよいプレゼントでした。でもなんで今まで保管していたかと言えば、 18金 だったからです。

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金券ショップで金目のものを査定してもらう

“金は安定しているから不況に強い”はしばしば言われる言葉です。
試しにとネットで相場を調べてみたところ、ネット相場では1g1800円前後というところでした。
イソイソと台所用の軽量量りを持ち出したところ、そのネックレスだけで15gほどありました。
ニヤリ・・( ̄∀ ̄;)

「無料査定します」との広告の店にも行くことにしました。
すると2万400円ですねと言われました。
予想より安かったので、ネットの相場ではこの位でしたよと言うと、諸経費抜くともっと安くなるでしょうとも言われましたが、金は変動相場制ですからその時々で金額も変わるので、今まで売る事もなかったし今回は見送る事にしました。

しかし、その後すぐに仕事が見つかることはなく、切り詰めていても生活がどんどん苦しくなって行きました。
もしかしたら違うお店ではもっと金額が違うかもしれないと思い、隣町の買取店へ行ってみました。
前回行ったお店は、飾り気のないテーブルと椅子がおいてあるばかりの小さなスペースで営業していましたが、次に行ったところは、順番を待つ間にゆったりしたソファーに座って、アンケートなどを書きました。
前回より高く査定してもらえるかも・・・との期待ははずれ、1万9千500円ですねと言われました。
「前回のお店で見てもらった時より安い」と言ったところ、やはり
「金は相場制ですので・・・もし金額に折り合いがつかないようでしたら、今回はおやめになりますか?」と言われました。
ここでやめて、前回行ったお店に行ったところで、また
「金は相場制ですので・・・」と、もっと安くなったらたまらないなと思い、その場で売りました。

自分は若い頃から、ブランドとか宝飾品とかは元来無頓着な方で、水商売のお姐ちゃんに貴金属や宝飾品やブランド品のプレゼント贈るオッサンとかも、成金ぽく脂っこくて敬遠対象でしたし、貴金属をねだるお姐ちゃんも浅ましい感じがして好きではなかったんですが(その場だけ大喜びして見せてあとは質屋にGO!だろうし)、その時、改めて“金目のもの”と言う言葉の重みを感じました。

こんな事なら自分の商品価値が高いうちに貰えるだけ貰っとけばよかった・・・
しかも18Kとかじゃなくて24kねだればよかった・・・
なんてことを思いながら帰路についたものでした・・・( ̄ω ̄)トオイメ

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お金がないときは家の中にあるものを現金化してみる!

今はヤフオクやメルカリなど、携帯のアプリを使って、個人で簡単に売買できるサービスがありますね。
自分の持ち物で、何か売れるものはないかと探してみると、意外にあるものです。

教科書類

大学の授業で使ったテキストを、もう読まないのでメルカリに出店したら、同じ講義を受ける後輩が検索して買ってくれた。など、自分にはいらなくても、必要としている人がいれば、それは価値のある商品なのです。

衣類(状態の良いもの)

メルカリで、面白い取引がありました。
おしゃれの好きそうな男性が、自分でもう着なくなった服を30着ほど福袋のように詰め合わせて売っていたのを、女性が買っていたのですが、買った女性の息子さんが洋服に無頓着なため、同じ年頃の男性の選んだ服を与えるほうが良いのではないかと思ったそうです。
売った側の男性も、なるほどと感心していました。
世の中には、こんなもの買うのだろうかと思うものを買ってくれる人もいるので、とりあえず出店してみるのも手です。

切手・はがきはシートで現金化

家にある古い年賀はがきは、郵便局に行けば、プラスいくらかで新しい普通はがきと交換してもらえます。
ただし、古い切手やはがきを郵便局に持って行っても、一度買ったものですので、もちろん現金化はしてもらえません。
ですが、金券ショップなどでは、何割かの金額で現金化して交換してくれます。
上記の18金ネックレスを査定してくれたお店の方から、約に立つアドバイスをしてもらえました。

ネックレスと共に、切手シートなどもお金になるかと持って行ったのですが、切手シートならその場で現金化してもらえました。
しかし、30年以上前の、大切にしていた古い切手は交換してもらえませんでした。
30年前程度では、骨董としての価値もなく、おまけに切り離してしまっていたからです。
「これはご自身が趣味で取っておいたほうが良いでしょう」と言われました。

そのかわり、切手シートは、企業などが安く買いたがるので、需要があるのだそうです。
「バラではなく、シートでお持ち頂けたら、いつでも交換いたしますよ」と言い、手元にあるバラの切手をシートに買えるコツを教えてくれました。

もし切手を集めていて、それがさほどの価値がない場合は、数を数えていくら分になるか計算し、郵便局でシートと交換してもらうのです。

はがきは一枚につき5円から、(はがきなどの種類による)手数料を払うと切手と交換してもらえるのですが、その手数料は、手持ちのバラの切手で支払うことができるのだそうです。

書き損じはがき・切手の交換 郵便局

ですので、バラでも沢山切手を持っている場合、100枚1シート分(10円切手なら1000円分)の額以上の切手がある場合は、郵便局でそれをシートで交換してもらい、シートになったところで、金券ショップなどで現金で買取してもらえるという裏技?的なこともできるのだそうです。

私は手持ちがそこまでとてもなかったので、それなら自分で使うほうが良いかとあきらめましたが、もし、切手を使わないまま貯めこんでいる方は、必要なくなった場合にこのような処理をする方法もありますので、知識として覚えておくと役に立つかもしれません。

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